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【4訓練目】2022年9月30日訓練記録

群馬Crane Drone Shields4回目の体験会兼練習会(屋内飛行) 3回目の参加者(ATTIモードを前回体験者)と2回目の参加者(ATTIモード未体験者)の2グループに分かれて練習を実施。 2回目参加のWさん夫妻も初めての体験会のあと、自宅用で HS210PRO を購入したとのこと。3回目参加のKさんも TELLO を購入したとのこと。体験した皆さんがドローンの楽しさを感じ、すぐに機体購入という行動に移してくれていることが嬉しいです。(まずはたくさんの方にドローンを体験してもらい、群馬CDSも国内のドローンの普及に貢献していきたいです!) ただ、今回はトラブルも起こしてしまいました。今後同じトラブル、より大きなトラブルを起こさないためにも、記録に残して再発防止に努めていきます。 トラブル内容はトイドローンでの飛行練習時に【髪の毛の巻き込み】を起こしてしまったこと。ATTIモードの事前練習としてトイドローンの対面飛行練習をしていましたが、その際、着帽指示・髪の毛をまとめる指示を怠ったため、トイドローンがコントロールを失った際に操縦者の髪の毛を巻き込んでしまいました。巻き込んだ髪の毛も無事に解け、大事には至らなかったものの、髪の毛の巻き込み事故はよく耳にする事故であり、今後小さな子どもや女性に指導をする機会もあるので、 トイドローンと甘く見ずにヘルメット・着帽・髪の毛をまとめて巻き込まないようにするなど、シーンに合わせた指示 を的確にしていき、小さなトラブルも起こさないようにしていきます。 ※トイドローンは模型航空機、ドローンは無人航空機と、分類に違いがありドローン(無人航空機)操縦時はヘルメット着用させているが、トイドローン(模型航空機)を甘く見ていたことを反省。。。 <本日のメニュー> ①トイドローンでアップ ②Pモードでスクエア(正面・前向き) ③Aモードでピルエット(4方向ホバリング) ④Aモードでスクエア(正面・前向き) ⑤機体準備方法・飛行前機体確認ポイント説明等安全飛行準備について 3回目参加者はATTIモード時に機体が持つ癖もわかるようになってきました。本人たちはまだまだ不十分と言っていますが、どんどん上達していることが目に見えてわかります。大人でもいくらでも成長はできると感じることができた練習会でした!

【ドローン機材・アプリ】飛行禁止空域かどうかを手軽に知るアプリ「ドローンフライトナビ」

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ドローンには飛行禁止空域というものが定められています。 <国土交通省 無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法 >※100g以上の機体に適用 (A)空港等の周辺の空域 (B)緊急用務空域 (C)地表又は水面から150m以上の高さの空域 (D)人口集中地区の上空 自宅の上空でも、上記(A)~(D)に該当する場合、飛行には申請・許可が必要になります。 他人の土地の上空は土地所有者の所有権が発生するため、許可を得る必要があります。 その他にも、小型無人機等飛行禁止法により下記も飛行が禁止されています。 < 警察庁 小型無人機等飛行禁止法関係 >※重量問わず適用 ①国の重要な施設等  国会議事堂、内閣総理大臣官邸、最高裁判所、皇居等  危機管理行政機関の庁舎  対象政党事務所 ②対象外国公館等 ③対象防衛関係施設 ④対象空港 ⑤対象原子力事業所 では、その場所が飛行可能かどうかを地理的に知る方法ですが、ネットで探せば比較的簡単に見つけることができますが、アプリを一つスマホに入れておくのが便利だと思います。 実際に使ってみて ドローンフライトナビ (iPhone、iPad用/無料アプリ)が使いやすかったのでご紹介します。 (色が塗られている場所はいずれも飛行不可) 赤色=人口集中地区(DID) 緑色=空港島の周辺 紫色=空港飛行禁止空域 黄色=小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止空域 こう見ると、飛行可能場所が都市部では少ないですね。(東京23区は特に無色の場所はない) では、上記飛行禁止場所に該当しないエリアの公園や河川、山林なら大丈夫かというと、そうではありません。 山林ならその山林の所有者がいますので、所有者の許可が必要となりますし、 公園は自治体が所有者であり、条例等で禁止されている 場合が多くあります。 河川も水系ごとに管理者がいる( 国土交通省 河川別および管理者一覧表 )ので、確認が必要です。 法令・条例や各種土地所有者の許可が必要とはなります。アプリを活用してうっかり飛行禁止空域で飛行させてしまうことが無いようにエリア確認に活かしてください。

【ドローン機材・アプリ】ファイアタブレットにDJI GO 4アプリはインストールできるのか

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ドローンの機材関係はどうしてもコストがかかる避けて通れない道。 可能な限り機材コストを抑えたいと考えて、ファントム4の操作アプリ DJI GO 4 を ファイアタブレット(Amazon Fire tablet) にインストールするチャレンジをしました。 ネットとかで調べても、記事が古かったり、できるできないの情報がほとんどなく、うまくいけば今後のドローン界隈の操作端末のコストを下げられる、うまくいかなければ群馬CDSが金銭的には損をしてしまう人柱的な案件です。(失敗も勉強ですのでOKですが笑) 結論からすると、 インストールも正常 (と思われる) 動作もしました。 少し設定をいじる必要もあるので、その辺を記録に残しておきます。 (インストール&使用は自己責任でお願いします) まず、ファイアタブレットのOS仕様ですが、 OSはiPhoneのiOS、iPadのiPadOSでもAndroidのAndroidOSでもなく、FireOSというオペレーションシステムです。FireOSとはアマゾンがアマゾンのコンテンツを提供することに特化させたOSですが、 ベースはAndroidOSなので仕組上はAndroidアプリをインストール・使用することができます。 ただし、通常の使用方法ではGooglePlayストアがインストールできない (非正規ではできますが) ので、アプリのインストールはAmazonアプリストアから行う必要があり、そのアプリの品揃えの数は雲泥の差がある状況です。(特にgoogle系の純正アプリがインストールできない) サポート端末にもファイアタブレットの名称はありませんが(国産メーカーの端末の名称もないので)、Andoroid5.0以上のOSがキーとなるだろうと判断し、チャレンジです。 この ファイアタブレット 、とにかく価格が魅力です。 2022年秋現在、新品で 6,980 円~。Amazonのための制限をOSにかけているのが良くも悪くもあり、使い方次第ですがコスパ崩壊している端末としても有名です。 iPadは新品約50,000円。 Androidタブレットは様々な商品があるので一概には言えませんが、新品で20,000円程度~。 中古も考えましたが、いつOSのサポートが切れるかわからないので、買ってすぐに使えなくなる可能性がある中古は見送ることに。(専用端末にする

【ドローン機材・アプリ】FPVアプリ『VR PRO』を試してみた

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群馬CDS内で今ある機体を活かして、FPV飛行ができないか?と考えて、アプリを探したところ、VR PRO(app内課金あり)というアプリを発見しました。(参考記事: All about iPhone 様) VR PRO 上記VR PROを実際に使ってみて、使用感も良かったので共有します。 VR PRO (注)アプリ説明は全部英語です。 おそらく、この赤く囲った機体が互換性のある機体だと思い、ダウンロードしました。 実際の通常操作画面は 計器類のレイアウトは違うものの、DJI製アプリとの互換性はしっかりありました。 FPV操作画面(VR画面)は こうなります。あとはVRゴーグルにセットして、FPV体験が可能になります。 FPV体験をするにはapp内課金(2022.8月時点では1100円)が必要ですが、 DJI FPV を買ったら12万円前後するので、憧れのFPVへのお試しに使ってみても良いアプリかもしれません。 また、 カメラの上下はVRゴーグルの傾きと連動する(下記動画参照) ので、まさにバーチャルな体験をすることができます。

【3訓練目】2022年9月16日訓練記録

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群馬Crane Drone Shields3回目の体験会兼練習会(屋内飛行) 前回から引き続き1名参加 今日は少人数のため、【特訓日】 ドローンは習うより慣れろではなく、『習ったら慣れろ』だと思っています。安全に飛行させるためにもまずは習うことが最初。基本的な操作方法を身につけたら、とにかく慣れるまで飛ばすこと。 毎回参加してくれているこの方、トイドローン(群馬CDS勝手推奨トイドローンUT10を買ってお子さんと遊ぶ&自主練してきてくれたとのこと) 子どもたちがドローンに触れる、ドローンを知る機会が生まれることがありがたい。 前回の振り返りから、スタートして一通り確認した後、正面以外での向きでホバリング&移動をひたすらに練習。対面で苦戦、苦戦、苦戦。 ATTIモードの場合、手を離した状態が安定体制ではなく、風の流れに対する形で少しスティックが入っている状態が安定体制。その辺の感覚がわかってくると安定するので、指導員オカビーが今一度見本フライト。 見てほしい点は、 ・スティックの入れ具合 ・画面と機体の目のやり方&頻度 たくさん飛ばしてこそ、苦手がわかり、どこが違うのかを見本から学べるはず。 ドローンに限らず、学ぶは真似ることから 休憩時間にFPV(ファーストパーソンビュー/一人称視点)の見え方を、ファントムと FPV用のアプリ を繋いで体験してもらいました。 対面飛行をするには、自分がドローンに乗っていたらどう見えるか?をイメージできることが感覚的なポイント。 実際にどう見えるか?を理解することで、苦戦している対面飛行の壁を打開してほしい! 2セット目を再開し、対面飛行のホバリングも随分安定はしてきたものの、まだまだ逆スティックも多く、この辺は引き続き慣れるまでやることでしょうか。 途中、機械トラブルも発生したため、ファントム4での練習は一段落させて、 <子ども向け体験会をイメージしたトイドローンレース大会>を大人4人で開催! <練習メニュー> ① 前回(9/9)の振り返り ②FPV視点の体験 誰が勝ったかは覚えていませんが、講師も体験者も本気で競争。まさに大人気ない(笑)年齢関係なく、勝敗関係なく一生懸命は楽しい。 来週2022年9月23日(金・祝)はお休みです!

【2訓練目】2022年9月9日訓練記録

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群馬Crane Drone Shields2回目の体験会兼練習会(屋内飛行) 前回から継続で3名参加(前回の2名は仕事のため、別日参加) 前回(9/2)の体験会後、HS210のブレードがうまく回らない不具合が発生。手で少し回してあげると回り始めるため、プロペラがプロペラガードとかと干渉しているのではないかと考えて、修理しようとプロペラ&モーターを機体から外してみたが、プロペラは回らず。。。 これで干渉ではなくモーターまたは基盤の不具合であることが判明。どうやら、HS210で使われているブラシモーターは摩擦を受けるため故障しやすいとのこと。 アマゾンでモーター交換部品( Holy Stone HS210 時計回り(右回り)1個& 反時計回り(左回り)1個モーターセット スペアパーツ )も売っていることを後で知りましたが、今後のためにも別な機体を買ってみることを選択。 HS210はAmazonおすすめにも選ばれていて、評価数も☆4 評価数2400越えの人気機体ですが、色々調べてみると、 ウランハブUT10 という機体が隠れ名機のよう。 実際の飛行動画 UT10 HS210 自室での飛行テストのため、そこまで明確に違いはありませんが、安定感はUT10の方が上に感じるのと、回転の音の違いからも分かるかと思いますが、力強さもUT10に感じます。 そして、もう一台トイドローンを追加購入。 買った機体は TELLO (Ryze Tech) 1万円越えの機体だけあって、安定感は抜群。 今回は前回 ①Phantom4 ②DJI Mini2 ③HS210 に加えて ④UT10 ⑤Tello の5機種体制で体験会兼練習会を実施。 <練習メニュー> ①前回の振り返り 機体をPhantom4だけにし、 難しいときには身体を機体と同じ方向に向けて操作すること、緊急時にはPモードに戻して手を離すことを伝えて ②ATTIモードで中央にて正面を向いて3秒ホバリング ③ATTIモードで中央にて4方向を向いてそれぞれ3秒ホバリング ④ATTIモードで7m四方の角に正面を向いたまま移動し、角に置いたコーン上空で3秒ホバリング ⑤ATTIモードで7m四方の角に機体を進行方向に向けて移動し、角に置いたコーン上空で3秒ホバリング ⑥ATTIモードで7m四方の角に機体を対面のまま移動し、角に置いたコーン上

【1訓練目】2022年9月2日訓練記録

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日本ドローン協会UAV1級操縦士4名が所属する群馬Crane Drone Shieldsの初めて外部の方も募っての体験会兼練習会を実施(屋内飛行)。 当日の外部参加者は5名(+CDSメンバー3名) ドローンが普及するにはまず「知ってもらうこと、触ってもらうこと、飛ばしてもらうこと」。代表から団体概要や組織の目標等を一通り参加者に説明した後、実際に機体の操作方法等を説明。 この練習会に持ち込んだ機体は ① Phantom4 (DJI)1台 ② DJI Mini2 (DJI)1台 ③ HS210 (HOLY STONE)4台 全機体投入です。(とにかく機体購入にコストがかかる) ドローン機体製造の先進国中国の操作モード(スティックモード)はモード2がベースで国内でも普及していますが、国産産業用機を操作する際には、日本向けの操作モード(スティックモード)のモード1しかない場合もあるので、日本で活動する私たちはモード1で訓練・練習会を行うことにしています。 外部参加者は皆さん初のドローン操作ということで、 <モード1のプロポ操作> 【左/上下】前進後退(エレベータ) 【左/左右】左右回転(ラダー) 【右/上下】上昇下降(スロットル) 【右/左右】左右移動(エルロン) を教えて、ファントム4/DJIミニ2を持ち二手に分かれて、実際に飛行体験。 <体験メニュー> ①ホームポイントから前進・後退 ②7m四方の角に正面を向いたまま移動し、角に置いたコーン上空で3秒ホバリング ③ホームポイントから前進、反転して前進しホームポイントへ戻る ④7m四方の角に機体を進行方向へ向けて移動し、角に置いたコーン上空で3秒ホバリング ⑤角に移動し、正面を向いたまま対角線移動 (すべてPモードにて実施) すき間時間にリング等でコースを作り、トイドローンで飛行練習。 やはりトイドローンでは一定の位置に留まれないため空調の微風でさえ影響を受けて、操作に苦戦。 今回参加者は次回も継続参加希望のため、PモードとATTIモードの違いを教え、自宅等でもトイドローンで操作ができるように指導する。