【ドローン機材・アプリ】飛行禁止空域かどうかを手軽に知るアプリ「ドローンフライトナビ」

ドローンには飛行禁止空域というものが定められています。
<国土交通省 無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法>※100g以上の機体に適用

(A)空港等の周辺の空域
(B)緊急用務空域
(C)地表又は水面から150m以上の高さの空域
(D)人口集中地区の上空

自宅の上空でも、上記(A)~(D)に該当する場合、飛行には申請・許可が必要になります。
他人の土地の上空は土地所有者の所有権が発生するため、許可を得る必要があります。

その他にも、小型無人機等飛行禁止法により下記も飛行が禁止されています。
警察庁 小型無人機等飛行禁止法関係>※重量問わず適用
①国の重要な施設等
 国会議事堂、内閣総理大臣官邸、最高裁判所、皇居等
 危機管理行政機関の庁舎
 対象政党事務所
②対象外国公館等
③対象防衛関係施設
④対象空港
⑤対象原子力事業所

では、その場所が飛行可能かどうかを地理的に知る方法ですが、ネットで探せば比較的簡単に見つけることができますが、アプリを一つスマホに入れておくのが便利だと思います。

実際に使ってみてドローンフライトナビ(iPhone、iPad用/無料アプリ)が使いやすかったのでご紹介します。


(色が塗られている場所はいずれも飛行不可)
赤色=人口集中地区(DID)
緑色=空港島の周辺
紫色=空港飛行禁止空域
黄色=小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止空域

こう見ると、飛行可能場所が都市部では少ないですね。(東京23区は特に無色の場所はない)
では、上記飛行禁止場所に該当しないエリアの公園や河川、山林なら大丈夫かというと、そうではありません。
山林ならその山林の所有者がいますので、所有者の許可が必要となりますし、公園は自治体が所有者であり、条例等で禁止されている場合が多くあります。


河川も水系ごとに管理者がいる(国土交通省 河川別および管理者一覧表)ので、確認が必要です。

法令・条例や各種土地所有者の許可が必要とはなります。アプリを活用してうっかり飛行禁止空域で飛行させてしまうことが無いようにエリア確認に活かしてください。

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