【ドローン機材・アプリ】ファイアタブレットにDJI GO 4アプリはインストールできるのか

ドローンの機材関係はどうしてもコストがかかる避けて通れない道。
可能な限り機材コストを抑えたいと考えて、ファントム4の操作アプリDJI GO 4ファイアタブレット(Amazon Fire tablet)にインストールするチャレンジをしました。

ネットとかで調べても、記事が古かったり、できるできないの情報がほとんどなく、うまくいけば今後のドローン界隈の操作端末のコストを下げられる、うまくいかなければ群馬CDSが金銭的には損をしてしまう人柱的な案件です。(失敗も勉強ですのでOKですが笑)

結論からすると、インストールも正常(と思われる)動作もしました。少し設定をいじる必要もあるので、その辺を記録に残しておきます。
(インストール&使用は自己責任でお願いします)


まず、ファイアタブレットのOS仕様ですが、
OSはiPhoneのiOS、iPadのiPadOSでもAndroidのAndroidOSでもなく、FireOSというオペレーションシステムです。FireOSとはアマゾンがアマゾンのコンテンツを提供することに特化させたOSですが、ベースはAndroidOSなので仕組上はAndroidアプリをインストール・使用することができます。ただし、通常の使用方法ではGooglePlayストアがインストールできない(非正規ではできますが)ので、アプリのインストールはAmazonアプリストアから行う必要があり、そのアプリの品揃えの数は雲泥の差がある状況です。(特にgoogle系の純正アプリがインストールできない)

サポート端末にもファイアタブレットの名称はありませんが(国産メーカーの端末の名称もないので)、Andoroid5.0以上のOSがキーとなるだろうと判断し、チャレンジです。

このファイアタブレット、とにかく価格が魅力です。

2022年秋現在、新品で6,980円~。Amazonのための制限をOSにかけているのが良くも悪くもあり、使い方次第ですがコスパ崩壊している端末としても有名です。

iPadは新品約50,000円。
Androidタブレットは様々な商品があるので一概には言えませんが、新品で20,000円程度~。
中古も考えましたが、いつOSのサポートが切れるかわからないので、買ってすぐに使えなくなる可能性がある中古は見送ることに。(専用端末にする予定のため、高機能は必要なし)
いずれにしろ中古でもこの金額で手に入れることは容易ではありません。

<インストール方法>
①ストア以外のアプリをインストールできるように設定を変更
 設定 > セキュリティ > 不明ソースからのアプリ
 Silkブラウザの「このアプリの提供元を許可」を【ON】に

②Silkブラウザで「DJI GO 4」を検索してダウンロードセンターからダウンロード画面に移行
 
Android APKをダウンロードするをタップ

俗にいう野良アプリの扱いなので警告が出ますが、「ダウンロードを続行」をタップ

③通知バーにダウンロード終了のアイコンが出るので、


通知バーを開いてダウンロードしたファイルを開く

④インストール画面に行くので、
インストールを選択



無事にインストールできました。

今回の見本では2018年発売のAmazon Fire HD8(私物)を使いましたが、群馬CDSが使用している端末2021年販売のFire7でも同様にインストールしています。

念を押すようですが、自己責任でのインストールと使用をお願いいたします。
また、私たちも体験会や練習会以外の外部と関わる飛行等の場合には、サポート端末(パイロットのiPhone)を使用しています。現状、互換性はほぼ完璧と感じていますが、あくまでも非サポートのOS&端末であることにご注意ください。

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